2011年06月19日

ほたる

ほたる

「草の葉を 落つるより飛ぶ 蛍かな」  芭蕉
「人寝て 蛍飛ぶなり 蚊帳の中」正岡子規

妻と「ほたる」探しの夜の散歩。
居ました。
いつもなら居る用水は、除草剤の散布で居ません。
しかし、脇道にいました。

「きれいやね」と言う妻の横顔に
ほたるが 横切りました。

この年まで生かされて、見る「ほたる」に
人生と重ねてしまいます。
ひとつの光が、亡きち父で
もうひとつが、祖母。

数え切れない光すべてが、亡き人々に思えます。

除草剤を撒くことで、「水田管理」が楽かもしれません。
しかし、「ほたる」が舞う水田の方が
市場価値が高いのでは、ないでしょうか。

「加賀百万石のほたるの飛ぶ水田の米」

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2011年06月14日

意欲と能力

どこ行くの.JPG

棄我去者
昨日之日不可留
乱我心者
今日之日多煩憂
  私を捨て去るものは
昨日という日、それをひき留められない
私の心を乱すのは
今日という日、煩わしさや憂いがあまりにも多い。

李白(宣州謝眺楼選別校書叔雲より)

被災者や国民を無視して
政治が混乱しているから、経済までもが乱れている。
他国からは「政治と経済」が別物の日本といわれ
「国民一流、経済1.5流、政治三流」
だが、ここに至っては
有事に在っては、政治が経済に直結する。
経団連も連合も、発言の方向が同じになるくらいの事態。

意欲と能力
「意欲はあるが、能力がない人」が権限を持つと最悪だと
堺屋太一の10年前位の本に書いてありました。

「能力はあるが、意欲がない人」が一番いいらしい。
では、
「意欲も能力もある人」はどうなのか
暴走が怖いらしい。

組織においては、「能力と聞く耳が必要」
そうすれば、神輿の担ぎ手は担ぎやすい。(担ぐ気があれば)
本来は、どんな神輿でも担ぐのが筋。
担ぎ手が神輿に乗ってる人に代われ!というのもおかしいのだが。
(江戸時代、諸藩のバカ殿を守った家臣たちの心中を察します)
代えられるから、代わりたいから、続かない。

政治家も悪人であるわけではなく
それぞれが一生懸命、「意欲」のかたまり。
何かへの「意欲」だけが露呈しています。
そして、私たちは事あるたびに
その「能力」を見てしまうのであります。

写真のように、まっすぐ一本道に見えても
左右に道があります。
その真ん中に立って
一度眼を閉じてぐるっと回って、眼を開けて
再度見たとき
同じ道を進むのでしょうか。
まっすぐ見ていれば、すべてわき道。
真ん中に立って、
見渡せば、選択の道です。


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2011年06月12日

能登の里海里山

能登里山里海.jpg.jpg

能登半島と佐渡の2地域が、環境保全に目配りした特色ある農業が実践されている地域に与えられる「世界重要農業資産システム(GIAHS)」別名・世界農業遺産になりました。

能登半島は、棚田の稲作や塩田、海女漁を営む山村や漁村を「里山里海」と呼んで守っていることが評価されました。

「自然への畏敬の念」が感じられるのが、能登です。
「八百万の神」を思える場所です。
神事で紋付・袴を着る機会の多いのも能登です。
漁業にも、農業にも、林業にも
自然が相手なら、畏敬の念を忘れません。
日本の原風景がここにはあります。

そして、他県の「自然保護課」での経験を活かして
「里山里海」をここまで育てた「谷本県知事」そして県庁スタッフに感服します。
過疎を逆手にとり、原風景に戻す・守る、伝える。
勿論、能登の人々の同意があるようです。
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2011年05月28日

放射線で微細な生物たちはどうなるのか

麦が青い.JPG

生物学の世界では、「ノックアウト実験」というものが在ることは
『生物と無生物の間』(福岡伸一著 講談社:サントリー学芸賞受賞作品)で
多くの人が知ったと思います。

遺伝子を人為的に破壊して波及効果を調べるというもので
「放射線」で遺伝子を叩き潰す(かなり乱暴な表現)こともあるそうで。

多細胞の生物は、単細胞生物のように容易ではない。
一つ一つの細胞のゲノムに対して、データを消去もしくは破壊できない。
よって、受精卵の段階で行えば、、、

といった内容なのですが。

ここで心配なのは、やはり福島です。
放射線は、いったい生物全体にどんな影響を与えてるのでしょうか?

超微細な菌やウイルスは、どうなるのでしょうか?
変異するのでしょうか。

地球全体で見ると、自然浄化できるシステムやサイクルがあるのでしょうか?

私たち地球人は、この気温、大気の酸素や二酸化炭素などのこの構成比率、紫外線等宇宙からの電磁波のこの量で生きています。
そして、多種多様なウイルスや菌と共存しています。
バランスが崩れたり、新たな新種のウイルスや菌が出現したら
大変です。

原子力は人だけではなく、地球全体を変えてしまう恐ろしいものかも知れません。
奇形が脅威にならないことを祈ります。
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2011年05月19日

科学の夢と危機

原子力発電所.JPG

一冊の本が書棚にあります。
『ニャロメの 原子力大研究』赤塚不二夫著  廣済堂
昭和60年初刊

今この本を再び、引き出して読んでみると、実にリアルです。
カルチャーコミック
「科学の夢と危機シリーズ1」ということにも、驚きます。
原子力発電所は、その時から進歩していないかのようです。

「神の火」とも言われる原子力の熱エネルギー。
それを操れない、制御できないなら
人智の範疇を超えるものなら、
知らない方がまし。知ったゆえに手を出す。

この漫画、実はすごい情報量であります。
ニュース解説以上の内容です。
絶版かもしれません。
図書館で探して見てはいかがですか。

そして、この本は
原子力発電所を、否定も肯定もしていません。
読者一人ひとりに問いかけてるだけです。

先日、原子炉建屋に入ったロボットカメラが蒸気でくもったとの事。
銭湯の鏡と同じで、親水性を保てばいいのだから
光触媒溶液を塗布すればすむことです。
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2011年05月17日

シャガを手にとって

シャガ.JPG

日曜日、散歩の途中 シャガを見つけた。
アヤメ科であろうというのは、想像できる。
ついでに原産地も日本ではないことも、想像できる。
実に、中国ぽっい。
観れば観るほど、奇妙な花であります。
このデザイン。好きですか?

名前がなかなか思い出せませんでした。
よって、これを観てからの散歩は
気分がイマイチ。
何だっけ?何?の消化不良状態。

シャカ?ジャカ?ザッカ? しまいにはシャチ?であるわけもなく
結局、家に戻って図鑑でジャカを調べようとしてシャガにたどり着きました。
(濁点が後ろだったのだ)

シャガは、ガーデニングにも使われるようですが
庭であまり観たことがありません。
それにしても、この色彩は独特。

何度も聞きますが
このデザイン好きですか?
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2011年05月13日

セシウムとカリウムとひまわりと原子炉

介護施設開設祝いJPG.JPG

昨日、家に帰ったら妻が
『NHKの朝の番組で、「ひまわりがセシウムを吸収する」と言ってたよ
 福島にひまわりを植えれば、いいげんと(金沢弁:良いらしいの意味)』

さらに聞けば、
分解はできないから、地中のセシウムを地表のひまわりで吸収し
ひまわりを特殊な堆肥で分解し、それを集めて地中深く埋める
とのこと。

では、「なぜ、ひまわりがセシウムを吸収するのか?」と聞いたら
「聞いたけど、忘れた」との事でした。

これは、ついでに取った資格である「造園施工管理技士」の勉強で
知ったこと。
肥料の三要素である窒素・リン酸・カリウムのカリウムとセシウムが似ているから
ひまわりは、間違えて吸収する。
両方とも、元素周期表の左端で第一族元素。
アルカリ金属と呼ばれる位の姻戚関係?ひまわりが間違えるのもうなずける。

ここにきて、ひまわりを言うNHKも面白い。
しかし、勿論、ひまわりがセシウムを分解できるわけもなく
吸収してからが、また大変だと思うのだが。

原子炉の冷却材に、カリウムナトリウム合金が使われているらしいが
カリウムと原子炉とセシウムそして、ひまわり。
実に妙な関係。

写真は、当店の「ひまわり」
かわいい小さなアレンジです。
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2011年05月08日

花の季節

市役所.JPG.JPG

花の季節です。
金沢市役所の花時計周辺も、花に埋もれています。

世の中は、「原発」と「ユッケ」で大変です。
東京電力だけかと思いきや、
菅首相の発言で、「中部電力」も問題に。
夏場の電力不足が起こらないように、工場に電力が行くように
みんなで節電しないといけませんね。

製造がなければ、販売も、消費もない。
それにしても、ご発言が閣議決定後であるべきと思うのですが。

「ユッケ」は絶対に食べなくてはいけないモノでもなし、
なけりゃないで、いいんですが、そんなことも言ってられない
人たちが居るのでしょうね。
ユッケが食文化と言われれば、どう答えていいものやら。

「罰則」がないから、といいますが
罰則も被害者が出てからの罰則で
罰則があるから、モラルが守られるというのはちょっと悲しいですね。

TVであからさまにアルコール消毒されると
引きますね。肉の表面にもアルコール、興ざめします。

もし刺身一切れ一切れアルコール消毒されたら
私は、刺身を食べません。

その焼肉店の社長は、店の外装、内装に黒色を用います。
「夜の仕事」に浸かった人というのが、分かります。
彼は、黒が基調の世界で努力してきた過去があるのでしょうね。
頑張り屋さんが、何かを見過ごしてきたからなのでしょうが
いろいろ考えさせられます。
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2011年04月18日

文藝春秋発売号と碑文

水害の碑.JPG

水害の碑文は、私の住む市にもあります。
母の里でもあります。
明治32年に建てられたものです。

碑文.JPG.JPG


「住所名」には、その土地の姿が見えます。
私の住む手取川流域には、「島」がつく集落が多くあります。
川に挟まれ島のようになっていたのでしょう。
勿論、古墳時代の遺跡は存在しません。

「佐野」とういうところもあります。
そこに居る方は、「天皇の名前の、、、」と言いますが
「佐野=狭野」であることは確かで、地形名です。

昔は、田畑にも名前がありました。

そんな地形や環境を表す、伝えるものを
いつのまにやら、捨ててしまいました。

住んでいる所を知る。
皆さんは、ご自分の住む土地をご存知ですか。
高台の新興住宅地でも、切土なのか盛土なのかを知る必要があります。
図書館にいけば過去の航空写真があり、大概判ります。

今、発売されている文藝春秋には、
多くの意見や智恵が書かれています。
それを読みながら、「東北」を想っています。
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2011年03月31日

震災 雑感

東北地方太平洋沖地震以後
ブログを書く気になりませんでした。

皆さんと同じでいろんなことを感じたり、思ったりしました。

「国破れて山河在り」は、人同士の戦のはて。
しかし、今回は「海が自然が」人を襲ってきた。
そして「山河」すら形を変えた。

大勢の人が亡くなってしまった。
手相などの占いで「あなたの寿命は・・・」
亡くなった方々の手相が同じであるわけもなく、
生年月日が同じであるわけでもなく、
イニシャルや画数や名前が同じであるわけでもなく、

ただ、その時間にそこに居ただけであります。
これが「運命」というなら、あまりにも言葉が軽すぎます。
しかし「運命」になってしまいました。

人を占うのは、ひょっとしたら怖いことでは。
神や仏は、認めていないのではないでしょうか。

災いの真っ最中・津波が起こっているときに
なぜ、難を逃れた人の一部が携帯で写真を撮ったり、撮影しているのだろうか?
人が流されてるかもしれないのに・・・
大変な災いの中で、
誰に見せるために撮っているのだろうか?
火事場で、携帯で写真を撮る人とかわらない。
誰かの資産や命が奪われているのに。


便利さを捨てて高台に住んだ集落は、助かったという。
読売新聞に掲載されていた石碑。
「高き住居は児孫(じそん)の和楽(わらく)(と)想(おも)へ
 惨禍の大津浪(おおつなみ) 此処より下に家建てるな」
しかし、便利さを求めるのが人というものでは。

東電の問題で
「原子力発電輸出国」を目指した企業も痛手ですが
何よりも、土地や海を失った人達は大変です。
100年に一度、千年に一度を想定して造るべきだった、という
結果論。
我々は同じ確率論で言うなら
「宝くじで億万長者」を夢見るのであります。
「いい夢」の当確率は大きく思い
「悪夢」は小さくしています。


東北が早く元気になればいい。
その時は、以前よりもっと大事にすべき事を考えた
新しい東北であって欲しいものです。
日本のどこよりも住みよい街に。
世界中が驚く復活を見たいものです。

日本人の律儀さや人の良さは、今回の震災でも世界を驚かせました。
東北の方々に、「日本人」を見せてもらいました。
日本中が東北に予算がいくように
しっかりと経済活動を行い、お金を回したいものですね。
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2011年02月21日

河津桜を見に行く

沖縄でもないのに
2月から咲くという「河津桜」を見に突如、伊豆半島へ。

どんな桜かと申しますと
「河津桜」で検索してください。
ここ をクリックでも分かります。(河津町HP)

東名沼津ICから車で約1時間30分(55km)とナビで表示されましたが
なんのなんの沼津市内から大混雑。
1号線も混雑。続く136号線は片側2車線で右折専用車線なしだから、渋滞。
伊豆中央道終点前後も渋滞。

で、気晴らしに
あの石川さゆりの『天城越え』の「浄蓮の滝」を見ました。
浄蓮の滝.JPG

翌朝、日曜日。
先ずは、「峰温泉大噴湯」を見物に
東洋一の大噴泉ということで期待しました。

峰温泉大噴湯.JPG.JPG 伊豆川津大噴湯公園.JPG

感動する観光客が大勢!と思ったんですが
「何だ、、、」という声も多数。
なぜ、でしょうか?

妻は「金澤の出初式の一斉放水」の方がすごいと。
(あれは、水。これは湯なんだけど)
出初式6.jpg

私は、感動しました。
草津の湯畑もすごいですが、縦に噴出すのも一興です。

そこに銅像が
フントー君.JPG

フントウー君です。
噴湯 ふんとう 奮闘 ふんとう フントー。
フントー君2.JPG

観光客を呼び込むということは、大変です。
素材もさることながら、人為的に見せ場を作る、創造する力が必要ですね。

そしていよいよ河津桜。
川津桜.JPG
豊泉橋近くの堤防です。菜の花とのコントラストがいいのか大勢の人が撮影していました。

そこから歩いて10分
川津桜原木.JPG

河津桜の原木です。まだ5部咲きの感。
飯田さん宅の前庭。樹齢60年以上、高さ10M。

川津の小路.JPG.JPG

そこから、懐かしい田舎道を歩いて堤防へ。
はっさくやポンカンの木々がありました。
長閑な道です。
そしてメイン会場
川津桜堤防.JPG

「ねぇ、もうバスに戻ろうか?」
「ず〜と同じだね」の声が。

そりゃそうでしょう。堤防沿いを歩いてるのだから
ある意味単調です。
出店がなかったら、20分で事足ります。

兼六園を歩いているのとは、わけが違います。
兼六園橋と桜.jpg  曲水と桜.jpg

これは、これなりに感動があります。
そして、湯量が豊富なのか「宿のお風呂は最高でした」
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2011年02月17日

造花だらけ

造花だらけ.JPG

造花だらけで、足の踏み場もない。
寄せて、寄せて通路確保。
ただし掃除は、こまめに。

生物学では
「生命は、ダイナミック・イクイリブリアム(動的平衡)のながれ。生きるため、細胞たちは絶え間なくコピー増殖されながら、絶え間なく壊されてもいる」
(それが、細胞サイズの世界で自主的に壊されているから、不思議。)

この場所も動的平衡状態。
製作ー販売ー発送の繰り返しです。

久方ぶりのブログになりました。
この間、いろんなニュースがありました。

KA−RAのギャラに驚き。
 1万円というのは、どういうことなんでしょうか?
エジプト人の人柄を垣間見。
 どこか人の良さが感じられます。
政治にモンモンとしたり。
 で、どうなるの?
ガソリンが気がつけば133円になっていたり
 18週連続の値上げでしたか。

特に北方四島において、ロシアと韓国企業や中国が、やれ合弁だの共同開発だの
ちっとは日本の感情を考えれば韓国も中国も、手を引きそうなものだが
第二次世界大戦がらみの領土問題ということで
逆にロシアの意気を買っての、開発でしょうか?

外交は大変ですね。

エジプトもスエズ運河を通るイラン軍艦に対して
どう説明するのか。

中東もアフリカも東アジアも大変です。

そして、私も今週は夕食が10時になる日が続きます。
お蔭様で忙しいです。
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2011年01月31日

冬の青空

雪の晴れ間.JPG.JPG

雪がどんどん降ってきます。
舞い降りてくるなどと 優雅なこと言ってる場合ではありません。

しかしながら、急に晴天が広がってこのような光景も。

「火山灰よりは、いいか」そう思いながら
除雪に励むのであります。

日曜の早朝、アジアカップ。
アジア杯閉会式.JPG

日本が勝って、当然閉会式も快く観れました。
こちらは、豪華に「紙吹雪」が舞っていました。
   紙吹雪というより、テープなのか?

視聴率は、深夜なのに35%
何かを期待させる日本チームであったればこそのこの数字。
弱気な集団では、こうもいくまい。
前向きさが伝わる発言に、頼もしく思いました。

いつだって元気にさせてくれる何かが欲しいですね。
この「青空」も、つかの間ですが元気をくれました。
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2011年01月08日

世界は分けてもわからない

世界は分けても分からない.JPG

『世界は分けてもわからない』
  福岡伸一著 講談社現代新書  780円


あの『生物と無生物のあいだ』の著者です。

某大病院の売店に平積みにされていました。
患者さんが読むにしては、「重過ぎる」福岡氏の著作であるから多分、先生や看護師が読むのでしょう。

前半部分の「タンパク質」の話は面白い。
『細胞は、作る仕組みよりも、こわす仕組みのほうをずっと大切にしており、そのやり方はより精妙で、キャパシティもより大きい。そういうことがわかってきたのだ。』というのです。
『細胞は、周りの空気を読んで自分の在り方を決めている』らしく、「ES細胞」もそういうことの線上にあると理解できなくはない。また『ガン細胞とES細胞は、紙一重』というのも面白い話であります。

私は、光触媒でウイルスを分解することを思う人間、「細胞やタンパク質」の話は大好き。

視覚の話で、
「マッハバンドの錯視」(検索してみてください)から展開されていきます。
『視細胞は、変化する階調のあらゆる場所で、側方抑制をかけてははずし、かけてははずすことを繰り返して、縞模様を消長させているのだ。』
セナ(ゲーム開発)の技術者によると実際にツルツルの表面の画像は、私たち人間の眼では「ざらつき」、「誤差拡散」という画像処理でばらつかせた画像は「滑らか」に見えるらしい。
『皮肉なことに、精密に磨き上げるのではなく、わざと毛羽立たせたほうが、私たちにはより滑らかに感じるということである。』

「錯視」という現象は、眼を通して人間の脳がやらかしていることが理解できます。

後半は「スペクターの論文」が中心です。
その疑惑の論文たるや、下手な小説よりも面白いです。

そして、タイトルの『世界は分けてもわからない』の意味も理解できるのであります。

『生物と無生物のあいだ』の方が面白かったのです。
この『世界は分けてもわからない』は、前半と後半は別物という感じがします。

折角だから、サイエンス好きな方は、読むべきです。
知識というより、考え方に役立ちます。
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2011年01月05日

謹賀新年

兼六園夜景.jpg

明けましておめでとうございます。

『新しき年の初めの初春の 今日降る雪のいやしけよごと』
      大伴家持

今から1252年前の歌でありますが
いつの世でも、吉兆を求めるもののようです。

「元旦からの降雪は、豊作の吉兆」と思われていたようで
転じて、家持自身の何かの吉兆であることを願っているかのようです。

新年になるたびに
リセットできるというのは、実にありがたい事であります。
暦というのは、たいしたものですね。

この前、読んだ本の中身と
お正月番組で英語のできないタレントの言動が
一致していました。

20を英語で「テン、テン」
30を「テン、テン、テン」
 ちなみに21は「テン、テン、ワン」
爆笑しましたが、
実は、人類はこのような表現に似たことをやってきたらしい。
しかし、当然これでは「声」もかれるし、記号だらけになる。

2進法や5進法や12進法。
いろいろあって、今日の10進法の表記。

何で10進法と思ったんですが、
指の数が10本。
子供に教えるのと同じです。落ち着くところに落ち着いたんですかね。

話戻して
正月は、読書でした。
読みたい本が多くて大変でした。

箱根駅伝を見ながらも読書です。
  ゴール直前のコース間違い。
  ビックリでしたね。

考えてみたら、ブログでの「読後の感想」ご無沙汰していました。
今年は、どんどんアップしてみましょうか。
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2010年12月15日

這えば立て 立てば歩めの 親心

雪はだんまり.jpg

赤穂浪士の討ち入りは現代時間で15日の未明午前4時頃。
14日というのは、江戸時代朝6時45分で日が変わるためだとか。

「さっぱりと 掃除をさせて 首をとり」

江戸は12月13日に、町じゅう揃って、年末の大掃除をする習慣があり、
討ち入りの日は、その大掃除がすんだ翌日だったそうです。

「寝ぼけたで 四百七人 ほどに見え」

「それまでは ただの寺なり 泉岳寺」

これらは、江戸時代の川柳であります。
「討ち入り」がなんだか安っぽく感じてしまい、あまり好きではない。
このような川柳が残るということは、「冷めた」人もいたのかと。

確かに現代では、「泉岳寺」は浅草線の駅名にもなっています。
もし「討ち入り」が無かったら、駅名も違ったものになったかも知れませんね。

川柳も時代を映す鏡といえますね。

『誹風柳多留』という本には

「雪はだんまり おしゃべりは 霰(あられ)なり」

というのもあれば、

皆さんが何気に言ってる

「這えば立て 立てば歩めの 親心」

もこの本からです。

時代を超えて、口にしているからすごいですね。



写真は、冬の兼六園。(石川県のHPより)


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2010年12月08日

能登やさしや狸までも

たぬき1.JPG

向こうから悠然と歩いてくるタヌキ。
いつもの道を、いつもの速度で  (たぶん、、)

そして、私の車の横を通り過ぎて行った。

たぬき3.JPG

それでいいのでしょうが、
のんびりしていると言うべきか
人なれしていると言うべきか
笑うしかない。

「能登はやさしや土までも」ならぬ「タヌキまでも」


最慶寺.JPG.JPG

写真は「能登 最慶寺のヤマモミジ」
樹齢約500年 高さ・幅ともに25mだとか。

最慶寺2.JPG

中に入って空を見上げると
こんな感じ。


色が呼吸をしていました。

「赤」というより「オレンジ」
オレンジは、精神的な苦痛を癒す色。

そして「黄」
集中力や思考力を高める。

ならば、この下は
心を癒し、前向きな心を作り出すのでしょうか。

山寺のモミジ
その艶やかさに感動するもよし。
中に入って 想うもよし。
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2010年11月26日

木場潟晩秋 で愛知県を思う

木場潟晩秋.JPG

世の中には、不公平なことが多々あります。

県名。たかが県名、されど県名。
「愛知県」なんと崇高な県名。何があってこうなったのかと。
尾張が明治維新で、勿論徳川方であったはず、
なのに、文字にしても音にしても綺麗な県名。

熱田神宮があるからなのであろうか。

愛知県は、ここからです。

「桜田に鶴鳴きわたる年魚市潟 潮干にけらし鶴鳴き渡る」
     (万葉集)        

年魚市潟を「あゆちがた」と読みます。
そこが「愛智郡」読みは「あゆち郡」。

「年魚市」から「愛智」、そして「愛知」。

そのようなことを「潟」をみると思う私です。

先週、妻と散歩に木場潟へ。
ところがスタート時間が遅かった。
15時50分。それから 6.4キロの散歩。
当然、日が暮れます。
 「戦いすんで、日が暮れて、、」の気分。

「大丈夫かな、真っ暗にならん?」
     「そこで、待ってるか?車で迎えに来るぞ?」
「デブの意地。歩くわ!」
   
といいなが歩いたのですが、

ゴール間際のこの景色。

実に、いい散歩でした。


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2010年11月23日

雑感です。

先端大紅葉.JPG

先端科学技術大学院大学への道も
すっかり秋景色になって、もうじき冬かな
と思った先々週から
今日は、一気にまた寒くなりました。
秋のベンチ.JPG

交流センターの紅葉も、もう姿を変えたでしょうね。

それにしても、北朝鮮、、、

軍事境界線近くで演習する韓国軍も韓国軍です。
相手を考えれば、挑発行為となるのも
分かりそうなものですが。

日米も12月3日沖縄水域で軍事共同演習でしたか?
中国がミサイルを放つことは無いでしょうが
明らかに「意識」させます。

国家というのは、大変ですね。
「イデオロギー」が違ったら
いろんな事が起こりえます。

今日の朝鮮半島の砲撃戦で
驚いたのは、あまりにも国境線の島々が複雑であること。
確かに、単純に線を引かせれば
北朝鮮の島になると思いますが、、
そうは言っては居られない。

このエリアは
中国漁船が密漁に来るなど
韓国にとっては、頭の痛いエリアですね。

この騒動(騒動というには危険が大きすぎますが)
早く終結していただかないと
また、景気の先行きが悪くなる。
「朝鮮特需」は昔の話で「危機」以外何者でもない。

話し変わって、
「チタン」のコップが話題となっています。
嫁さん
 「チタンはレアアースじゃないがん?」
いいえ、たっぷりあります。
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2010年11月13日

グランクラスって何

グランクラス.jpg

2011年3月から運行を開始するE5系新幹線列車「はやぶさ」の国内新幹線初ののファーストクラス座席「グランクラス」。「スーパーグリーン車」。

以下JRの説明文
1+2列シートで、各座席はバックシェルタイプの新デザインを採用。E5系グリーン車に比べてシート間隔は140mm拡大。座席の幅は45mm拡大。2列シート側にはパーティションを設けた。リクライニング角度は45度で、背もたれ、座面、レッグレスト、フットレストはすべて電動式。ヘッドレストも手動で上下調整が可能。1両の定員は18名、E5系グリーン車の55名に比べて37名も少なく、そのぶんゆったりとした空間になっている。

なんと申しましょうか、座ってみたいような落ち着かないような、、
駅弁食べて、ビールを飲むような私には不似合いであることは、間違いございません。

それにしても、なぜ鹿児島までの「はやぶさ」が
青森までの新幹線の愛称に使われるのでしょうか。
あの探査衛星「ハヤブサ」ブームにのったの。

JRの西と東で争奪戦になったのでしょうか?

ネーミングも慎重に行わないと、問題ですね。

そういえば、戦前では戦艦や空母は旧国名でしたが、あれはどのようにして
国名を選んだのでしょうか?
寄付の多いところからですか?
「大和(国)」「武蔵(国)」「長門(国)」など
「加賀」は当初戦艦の予定が空母に変更されたとか。

話、戻して
このグランクラス、東京-青森間料金はおいくらになるのでしょうかね。
posted by 社長 at 16:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然