2013年10月18日

昨日の十三夜に思う

十三夜に思う.JPG

陰暦の九月13日の月。
十三夜。
陰暦の八月15日の月
いわゆる中秋の名月。

中秋の名月を見る人は、十三夜も見ないといけないそうです。

昨日の十三夜の月を仕事中に眺めました。
写真を撮るときも、あえて隅っこに月を置きました。
この間に、何かを感じたいと勝手に思いました。
何が、あったら絵になるか。
紅葉か竹林か、はたまた煙突か。

中国では、「十三夜の月」は無いそうです。
この、欠けたる月を愛でるのは、日本人だけのようです。
「二夜の月」「名残の月」「後の月」とも呼び
愛でる心に、日本人の姿が見えます。
何でもかんでも、「中国から」と云われりゃ
面白くも無いので、十三夜大好きです。

「泊まる気で ひとり来ませり 十三夜」蕪村

そして、月をゆっくり見たら
十五夜にない表情の月があります。
十三夜はすごい.JPG

月の欠けてる境界線の妙がすごいのです。
クレーターが浮かびあがります。

ひょっとしたら
先人は、私どもより視力がよく
この「妙」を楽しんだのかも知れません。

欠けたるモノに、想いを。
コスモスも折れたるものは
折れても花をつけます。
不完全の中に「心」を探ります。
欠けたる月に、想いを持つのもいいもです。

「足らざるを わが身に質す 十三夜」
posted by 社長 at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 歳時記
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