『生物と無生物のあいだ』 福岡伸一著 講談社現代新書
これは、すごい本です。
帯に書いてある「サントリー学芸賞」なるものが、過去どういう本を世の中に知らしめたかは、定かではないが
これはすごい!
確かに、読み出したら止まりません。
頭の中が、『生物と無生物のあいだ』で一杯になります。
『生物と無生物』を何で分けるのか?
そんなこと考えた事もなかった。
DNAの構造自体も詳しく知らないし、その恐ろし位の複製力も知らない。
この本をむと
生命のすごさに驚きます。
話はマンハッタンから始まる。
「野口英世」の評価の低さがテーマではない。
病原体を大腸菌クラスのサイズで研究していた野口の時代。野口の死後2年後に電子顕微鏡の時代になり、
『大腸菌をラグビーボールとすればピンポン玉かパチンコ玉サイズのウイルスを見ることになる』(35p)
本文は、エイブリーの登場となる。
『DNAこそが遺伝子の物質的本体』であると考えた最初の人であります。
ここからです。
DNAをめぐる人達の物語は、
福岡伸一は『生命とは動的平衡にある流れである』と云う。
この事が、実に上手く説明されている。
こりゃあ!すごいわ!と貴方も感動してみてください。
740円です。安い。実に安い。


