2006年05月23日

「やった」 坂本 達  著

やった   『やった』写真

 「やった」坂本 達著 幻冬舎

 ミキハウスの社員が有給休暇を四年三ヶ月もらい自転車で世界一周した物語。有給休暇を与えた社長に感服。著者の語学力に感服。このような冒険物語も結構読むが、いつも感心するのは、その精神力であり、整理された文章表現力である。伝わるのである。その心が。

 当初、旅の報告書みたいなもので、つまらなく思えた。しかし、凡人であるわけがなく後書に著者の心を見る。

「自分ひとりでは、何も出来ないこと
 人は、生かされていること
 感謝の気持ちが物事をポジティブに動かすこと
 ごく当たり前の挨拶やお礼と云う行為が幸運を導くこと
 いい面を信じていれば、人も物事も厚意を向けてくれること」


 何かを成し遂げた人たちは、必ずといっていい位ピュアなのだ。やり遂げると、自信を持つのか、凡人が持つ「欲」がなくなっている。自分は自分とし、その上他人に対しては篤いのだ。中途半端な成功者が、一番怖いのかもしれない。「欲」があって、自信があって自分は自分とし、他人を無視する人。

 心ピュアに。さすれば、著者の言う「サムシング・グレート(大いなる意思)」に動かされているような境地になるのだろうか。
posted by 社長 at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 光触媒塗りたい
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