2011年10月28日

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

柿喰えば.JPG

『柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺』
修学旅行で奈良へ行けば、法隆寺ということになり
法隆寺といえば、この句であり、この句碑も在るそうです。
さすが、正岡子規ということであります。


句集『寒山落木』の前書きに
「法隆寺の茶店に憩ひて」とありますが
前日、奈良に泊まった宿で柿を食い東大寺の鐘を聞いたとき
閃いたという説(松井利彦氏考証)があります。


もうひとつ、正岡子規
『よろよろと棹(さお)がのぼりて柿はさむ』
   確かに、子供の頃竹ざおの先端を少し割って
   竹を挟んで伸ばしてとりました。

『里古りて柿の木持たぬ家もなし』  芭蕉
   今も、山沿いの集落では柿の木のない家は
   ないくらいです。

『渋かろか知らねど柿の初ちぎり 』 千代女
   確かに、ちょっと早い(渋い)のではないかと疑心暗鬼で
   1個目をもぎ取りますよね。

「柿」という季語は、実に生活色の濃い季語ですね。

母・姉妹を思い出す句も在ります。

『柿むく手母のごとくに柿をむく』
『髪よせて柿むき競ふ燈火かな』

写真は、母からもらった「柿」。
 この歳になっても、母からもらう柿は格別です。

そして
「秋明菊」の造花
 秋に菊に似た花を咲かせるからこの名に。
 「ハルサキ秋明菊」なるものもあります。
posted by 社長 at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 歳時記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/49474939

この記事へのトラックバック