2011年10月22日

わが身ひとつのもとの月影

秋色3.JPG

月がキレイな時期です。
見上げる月は、子供の頃と同じ、兎の餅つき。


ここで詠みたいのは

『秋をへて昔はとほき大空に わが身ひとつのもとの月影』  藤原定家
 
  この夜の大空に月を仰いで、いくつも過ぎた秋(昔)を思った。
  なんのことはない、月影に照らされる自分だけは、昔と何も変
  わってはいない。

「大空」と「月影」と「わが身」


『月やあらぬ春や昔の春ならぬ わが身ひとつはもとの身にして』
  在原業平

 定家はこの名歌の本歌取りをしました。
 業平が恋人・高子のもとに忍んで通った月夜と、高子が居ない
 月夜では、こうも違うのかという 「恋」を 定家は「秋」に変えて
 詠みました。

そのような秋の夜空に
またしても、人工衛星落下の注意情報。
ドイツお前もか!と。

そこには「秋」も「恋」もあったものではありません。
posted by 社長 at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 歳時記
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