2007年06月02日

光武帝 塚本青史

 光武帝 全三巻 塚本青史 講談社文庫

koubutei

「光武帝」後漢の建国者です。
日本はその時、金印で有名な「漢委奴国王」の時代です。

漢といえば「項羽と劉邦」の劉邦ですよね。
 (時代は違いますが、始皇帝が信長で、劉邦を家康に置き換えると、中国史はおもろい!らしい)

そりゃ「光武帝」も一発変換できるくらいだから、中国史に欠かせません。が、、、まったく後漢の建国者以外の情報が頭にない。

で、読むことに、、
全三巻。

中国は、どの時代もそうなんですが、20万人以上の兵同士の戦いが書かれています。
20万人以上ですよ!
地面はどうなるんでしょうか?などという心配のレベルではありません。田の粗起こし作業が必要なくなるが、死体でいっぱい。
でも心配無用。この頃は、儒教のおかげでマナーが良く、戦の後、埋葬していたらしい。

 軍門に下るときは、近衛兵になって大将の近くで業績を上げるのが、出世の近道ということ。自分が5百人の大将で、20万の大軍に加わる時は、20万5百人目になるより、何とかして大将の近衛兵として、常に近づける位置にいることの必要性を痛感、、、処世術。

しかし、中国という国は、「漢人」やら「モンゴル人」やら「新羅人」やら、王朝が何人?まで気になる。
明治政府を「長州人」「土佐人」の政府って意識して学びましたか?

そして、都も洛陽になり、長安よりはモンゴルから離れます。
どこか、現在の中国が中国らしくなったきっかけと思います。

たまには、変わった時代を、堪能してください。
posted by 社長 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後の感想
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