2010年10月23日

月下門院の歌

アメリカフー.JPG

「いかなれば いつともわかぬ 夕暮れの
          風さへ秋は 恋しかるらむ」  月下門院



上の歌の漢字だけを拾っても
「夕暮」「風」「秋」「恋」となり
いかにこの歌が、凄いか分かります。

秋です。切なくなくても、切なくなる秋です。
一体何に、切なくなっているのだろうか?

人ごみが恋しいですね。

遠方の友人から、昨日電話がありました。
何年ぶりかにM君が、尋ねて来たと。
「そうか、M君元気そうだったか。」
友人たちの会話を想像する私でした。

そして、M君からメールが。
久しぶりに会ってきたと。

何に恋しいのか、「人」に恋しいのですね。

「秋のきて 身にしむ風の 吹く頃は 
       あやしきほどに 人ぞ恋しき」   同人


「秋」「身」「風」「吹」「頃」「人」「恋」

月下門院さんは、あの後嵯峨天皇の皇女さま。
裕福であったと想像するのですが、歌は誰もが感ずる心そのもの。

誰もが、「秋」を感じてしまいますね。
      


posted by 社長 at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 歳時記
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