2009年12月06日

ナノイーとプラズマクラスターは、どう違う

ナノイー除菌とプラズマクラスターは、違うのか?
消費者は、惑います。
ナノイーとプラズマクラスターを用いた空気清浄機を再考してみよう。

先ずは、
ナノイー。
宣伝文句
「ナノイーは水に包まれたイオン」
「ナノイーは、水に溶けにくい酸素や窒素とは、結合せず、ウイルスにしっかり届き、無力化します」(「空気イオンは空気中に多い酸素や窒素と結合するので、ウイルスに届きにくい」)

プラズマクラスター
宣伝文句
「自然界にあるのと同じ+と−イオンをプラズマ放電により作り出し放出」
 (電荷したイオン=クラスターイオンだから名前の由来はこれでしょうね)
「それぞれのイオンが水分子に包まれているので長寿命」
「カビ菌やウイルスの表面に付着した時のみ非常に酸化力の強いOHラジカルに変化」


「ナノイーは、水に包まれたOHラジカルを放出し、ウイルスから水素を抜き取り、ウイルスのタンパク質を変性させ、無力化する」

「プラズマクラスターは、水に包まれたプラスイオン、マイナスイオンそれぞれがカビ菌やウイルスの表面に付着し、そこでOHラジカルになり以降は、ナノイーと同じで水になる」

いまさら、「OHラジカル」が「活性酸素種」であることや「ヒドロキシルラジカル」のこと、そして酸素をめぐる「スーパーオキシドイオン」との関係も書かれていません。

あれだけ体内効果で嫌われた「活性酸素種」ではありますが、量的に微量で特に問題になりませんが、あえてカタログに書かないメーカーの姿勢が興味深いです。

もうひとつ、この「OHラジカル」が、有機化合物と反応したとき、酸素がある場合、この過程で有機化合物の「中間体のラジカル」と、酸素分子とがラジカル反応を起こし、酸素を消費することもあると思われます。やがて、有機化合物は最終局面で「水と二酸化炭素」になると思われます。
カタログでは、「酸素の消費」「二酸化炭素の発生」はイメージが悪いのか書かれません。

ついでに、室内で起こっているのは、「酸化反応」ばかりではなく、当然、対(つい)になって「還元反応」も生じています。

ナノイーもプラズマクラスターともに、「加湿」状態が必要ですし、加湿状態にします。

ウイルス自体は、もちろん加湿状態を嫌います。
浮遊するウイルスであれ、花粉であれ加湿状態では水に衝突し重くなり、墜落します。

そこで、パナソニックは考えた。
床上30cmの吸引。確かに、菌や花粉は床に近い程多いし、
しかも、ナノイーで墜落途中もあろう。
ここで捕まえる。実に理論的であります。

そして、
ナノイーは、「水タンク」が不要であります。

ナノイーもプラズマクラスターも
分解力があります。
反面、分解途中の科学物質については
考えていません。
仮に、これが強力すぎると人体に多大な影響が出ることもあります。
必要以上の分解力は、家庭では必要ありません。
丁度いい、空気清浄機として存在しているようです。

最近、「ナノイー」の宣伝が多いことに気づきます。
パナソニックもシャープを意識した、宣伝になっているように思います。
やっぱり、パナソニックは後からから一気に抜き去る昔のイメージのまま。
上手ですね。
この「ナノイー対プラズマクラスター」実に興味深いです。

生活環境は、対ウイルスにおいて湿度管理の時代に入りました。
だから、プリザーブドフラワーが長持ちするお部屋環境は、対ウイルスに弱いと思っています。

付け加えて
光触媒は、
「ナノイー」「プラズマクラスター」と同様な化学反応を表面で起こしています。
ただ、空中に向けて放たれません。逆に、ウイルスが衝突して付着することで効果が得られます。室内の空気が微弱でも対流しているので、効果があります。しかし、反応する表面積がすべての鍵を握ります。
このお花が、確実にお部屋の空気を綺麗にしますは、チョット危険な広告です。

また、ナノイーもプラズマクラスターも
あくまでも、小さな枠内での分析結果であり
室内の広さ・そこに漂うモノの多様性にどう反応するかは
全く別。
ありとあらゆる有機物が、分解対象物であることを
お忘れなく。敵も味方も分解対象物です。
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