2009年04月20日

白川静を読んで

白川静

『白川静』 松岡正剛著 平凡社新書
白川静といえば
「字統」
辞書としては、特殊すぎて嫌いでしたが
この本読んで
開きたくなりました。

「娯」と「誤」
巫女(みこ)が踊って
たのしいくらいの加減が「娯」
その踊りが、怪しく悩ましげになれば「誤」
「呉」自体は、祭器を片手に持って踊っているシャーマン。

漢字の発生は、実に意味ありげ。
多くの漢字が、このような、精神的な、宗教的な型にあるようでうす。

「言葉霊(ことだま)」というのがあるから
言葉に気をつけるよう、と云われますよね、
「漢字」も同様に結構「霊」があるみたいです。

この本は、白川静の生涯をダイジェストで書いてくれています。

私は「興」(第四章)に納得。
この本の全てがここに在るように思えます。

武田鉄也のラジオ番組で、取り上げていますよね。
なぜ、今、白川静なのか?

「人間の本来の何か」を
感じる事なのかもしれません。

この不況は、
自由な、規制の弱い金融市場から起こりました。
市場に任せれば、いいと。
人に任せればいいと。

しかし「娯」と「誤」であります。
人は、どちらにでも転ぶようです。

今、ジャッキーチェンの発言が問題となっているようですが
「管理されないと、どこかに行ってしまう」事もあります。
そこまで行かずとも
「誰かの視線を感じながら生きることが、自制となるのかもしれません」

「漢字」は、語源を知ると
実に恐ろしく、「霊気」を持ったものであります。
posted by 社長 at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後の感想
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