2008年08月17日

理性の限界

理性の

『理性の限界』 高橋昌一郎著 講談社現代新書

戦争・紛争を含め
いつか将来
あらゆる問題を理性的に解決できるか?
人間の理性には、永遠に超えられない限界があるのか?


この本は、
面白くディベートさせる手法をとっています。
会社員・数理経済学者・哲学史家・運動選手・生理学者・科学社会学者・実験物理学者・カント主義者・論理実証主義者・シェイクスピア学者・国際政治学者・情報科学者・はては急進的フェミニストまで登場。
と言っても当然のことながら
著者がその立場タチバデかいてるわけで、、
実に面白い1冊になっています。

丁度昨晩
オリンピックの100M決勝。

この本『理性の限界』から、抜粋。
20世紀前半「人類は10秒の壁は破れない」と。
しかし、現在
ヒトが到達できる「究極の限界値」は
100m 9秒37 といわれている。

昨日の9秒69は余裕の9秒69でした。
最後まで全力だと何秒で走りぬけててしまうのだろうか?

話を『理性の限界』に

第一章では
投票行為やチキンゲーム等から
『人間の合理的選択の限界と可能性』

第二章では
光の二重スリット実験、ミクロの世界から
『科学は暗黙の了解としての帰納法を用いているが、この帰納法に根拠がない』
よって
『なぜ科学を選ぶべきか』
と言う疑問にゆき
『人間の科学的認識の限界と可能性』に

第三章では
「ぬきうちテストのパラドックス」を
巡る思考。
これが実に面白いから
一読下さい。

さて、読み終えて
私に何が残ったか?

ともかく、全てが「限界のハザマ」に在ると言う事。
そしてそれが「般若心経」の「無」に似たものである事に
驚きました。(「あるやなしや」の世界)



posted by 社長 at 15:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 読後の感想
この記事へのコメント
Posted by Dolce Gabbana Sunglasses grey at 2014年06月25日 19:26
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