2006年11月23日

経済学の重鎮フリードマンの死去。学生時代、苦労しました。

フリードマン
フリードマン「マネタリスト」 
ケインズ 「ケインジアン」 

学生時代、コレで苦労した方、多いと思います。

フリードマン氏がなくなりました。
レーガン政権・サッチャー政権では指導的立場であり、所謂「シカゴ学派(シカゴ大学の学者)」の中心的人物というより、そのもの。
ケインズをケチョンケチョンにした人です。

 古典派経済学と呼ばれる人達は貨幣数量説でインフレ等を分析していました。気楽と言っては失礼ですが、市場は勝手に需要と供給の交点を探り、完全雇用へと導くと、、しかし、経済は世界大戦や急成長で、難解な時代へ。
 そこに、ケインズ登場。

 ケインズの「一般理論」  経済は完全雇用を絶対に達成するとは、いえない。政府は、それを補完すべきだ。コレがケインズ。しかし、インフレが激しくなって、どうも説明がつかない、、、フリードマン登場。

 恐ろしいのは、大学の伝統。
今でもそうですよね、大学の校風ってありますよね。
彼は、シカゴ大学に赴任する。シカゴ大学は、「自由市場は、効率的に作用し、政府の介入を必要とさせない」と信じる大学だったようです。

フリードマンは「貨幣数量説の現代版を考えた」コレこそが、マネタリストと言われる、マネーサプライ重視の人々の出現になる。

早い話が、政府が財政投資など介入するから、経済がヤヤコシクなる。通貨の供給量だけ見ていればいいのだ!あほ!と言う考え。(乱暴な説明でしたゴメンナサイ)

これで、ノーベル賞です。名著「選択の自由」

ちなみに、このマネタリストたちは、今、ピンチです。何で?
他でもない、日本のバブル崩壊が、学説の矛盾を露呈させました。他にも、レーガンノミックスの失敗。(減税政策の失敗ともいえるのかナ)

しかし、マネーサプライは無視できません。ケインズもフリードマンもどちらかが一方的に勝てる経済ではなく、まだ、経済学は混沌としています。
グローバルな経済は、一国家の経済政策を無視して動くようです。

難しい話は、ここまで。

ケインズ

学生時代の課題図書。
「雇用・利子および貨幣の一般理論」
先生に買え!と言われて、貧乏学生たちは古本屋へ。賢い先輩の赤鉛筆ライン入りを求めて、、、
コレに限らず、私は古本屋第一主義でした。

さすが、古本屋の親父たち。需要と供給を理解しています。
背表紙に定価600円と、、、店の売値「2800円」
「おっちゃん!古本だぞ!高い!」
「昭和16年 第一版で、これは昭和36年第21版モノ。今55年だぞ!本当に古本だぞ!」

 と言っても、何を言っても無視されたのを覚えています。
ちなみに、今も私の本棚に思い出の一冊として君臨しています。
日米開戦の年にこのような経済学書が出ていたことにも、驚きます。

誰がケインズを

今から16年前出た本です。
ケインズは毒殺されたわけではありません。
経済学説的に殺された、、、否定されたけれど、、、誰が否定したのか、、
犯人、、、フリードマン、、マネタリスト、、、けれどケインズは生き返ってきたと言う内容、、『誰がケインズを殺したか』斉藤精一郎訳 W・カール・ビブン著 日本経済新聞社

経済書をたまにはどうですか?



posted by 社長 at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 自分のこと
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