2014年03月21日

便利で面白い辞典「数え方の辞典」

春ですね.JPG

便利で面白い辞典「数え方の辞典」飯田朝子著 小学館2,200円

『「10羽」は「じっぱ」が正しい?』等のコラムがあったりして
読んで楽しい辞典です。

h音で始まる助数詞の音変化を包括的に説明できる規則はないため
日本語学習者にとっては習得が難しいとされます。
その中でも、鳥を数える「羽」の読み方はしばしば議論の的となります。
国語や日本語のテストの模範解答やアナウンサーが読み上げる原稿などでは
「10羽」は「じっぱ(pa)」(もしくは「じゅうわ」)
「100羽」は「ひゃっぱ(pa)」(もしくわ「ひゃくわ」)
「1000羽」は「せんば(ba)」(もしくわ「せんわ」)
を正しいものとしています。
中略
「羽」はもともと「は ha」で、h音の助動詞ですが、
現代ではもっぱら「わ wa」となり
h音の助数詞としての認識が薄れつつあります。
「羽」を「わ wa」として捉えると
例えば「1話」「2羽」「3羽」の「話」と同様
数に応じた音の変化は起こらず、
「10羽」を「じゅうわ」と数えられます。

以上「数え方の辞典」より

私は「じっぱ」とよんだことがない。
驚きであります。
(ただし、「じゅうわ」「じゅっぱ」でも間違いではないとのこと。)

他に「八咫烏」の「咫」。
「あた」という単位
手のひらの下端から中指の先端までの長さ
(親指と中指との開いた長さとも)
に相当します。
現在でも、「箸は一咫半(ひとあたはん)の長さがいい」などと使います。
八咫(やた)は
8倍の咫から転じて、長く巨大なさまを表します。「八咫の鏡」「八咫烏」
以上「数え方の辞典」より

どうですか?
この本、面白いでしょう。

posted by 社長 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後の感想