
今ほど、大阪国際女子マラソンの放送が終わりました。
福士加代子の走りに感動すら覚えました。
ゴールも感動でしたが、最初から記録を狙う彼女の姿に感動しました。タイムを狙う姿勢に、驚きました。
私は、嫁にスタート直後
福士加代子はゴール出来ないのでは?といいました。
理由は、
1万メートル走とマラソンでは、決定的な違いがある事。
それも、人間の構造上の問題。
22歳時、ホノルルマラソンを走り学習しました。
そして、本でも確認しました。
筋肉に貯蔵されたグリコーゲンに十分酸素を供給できなければ、効率的にエネルギーに変化させられなくなり、乳酸がたまる。そして、筋肉の動きが悪くなる。だから、100M走とは違い、ゆっくり走り酸素を十分とる必要が出てくる。
自分の呼吸に合わせてゆっくり走る。素人でも、これは60分は持つエンジンであります。
しかし、これを、つまりは筋肉中のグリコーゲンを使い切ったら
どうなるか?
ここからが、マラソン用エンジン。
代謝燃料を人体は要求してくる。
脂肪を燃やすのであります。脂肪を燃焼させるにはグリコーゲンのとき以上の酸素を必要とします。この時、糖の燃焼は抑えられます。糖も、脂肪も、と両方のエネルギーの同時使用は出来ない。だから、練習ではグリコーゲンを使い切った後の距離が、本当の練習となります。
福士さんは、練習は30キロ前後。まさに脂肪エンジン点火直後位で終えていました。
体に、脂肪燃焼パターンが身についていません。
体が、マラソン用になっていないのであります。
そして、前半から果敢に挑めば、「足の使いすぎ」状態が発生します。
エネルギー不足
意識があっても、完全なる空腹感。
こうなったら、きついです。
私も丁度その距離でエネルギー切れ。
悔やみながら、情けなくなりながら走りました。
それにしても、福士加代子見事な走りです。
完走するんです。涙が出ました。転倒する度、笑顔で立ち上がる彼女の姿。
解説の有森さんの「彼女のためにゴールさせたほうがいいです」の言葉も伝わった。
膝の怪我より心の怪我の方が痛手ですよね。

昨日、川崎ラゾーネで見かけた
野外ミニコンサートでタレント(私には誰かわからない)に黄色い声援を送る男共に見て欲しい、純な走りでした。
感動するモノが違う!!。と云いたい。
けれど、自分の若い時はどうだったんだろう?
やはり、昨日の若者より数段マトモダッタと思いたい。