2010年03月13日

急行能登と寝台特急北陸

急行能登

寝台特急北陸

ここ数日、急行能登と寝台特急北陸が話題になっています。
昨夜がラストランということで。

金沢駅では、急行能登と寝台特急北陸が平行してホームに入るというから大騒ぎ。
テレビでもライブ映像を放映していました。

私自身思い出があるかといえば、ちょっとだけ。
就職して東京出張。出張費がどうのこうのと言うより
丸一日仕事で、飛行機に乗れず
寝台特急北陸で東京まで。

実はこの時、初めての寝台列車でした。
仕事場からそのまま明日の会議のために新宿(三省堂ビルだったと思う)へ。
それも、中学校の副教材の北信越会議。

堅苦しい一日になるのは必至。

で、寝ようと思ったのですが
線路のあの「ゴットン・・・ゴットン・・・」
という定期的なリズムが、体に合わず
珍しく眠れませんでした。
(戦争状態でも、お前は寝れる!と親から言われていたのが)

そのまま、浅い眠りのまま上野に。

そんな、朝の7時前に駅に着いて
どうするんだ!
と、勝手に怒ったのを覚えています。

それから、十年後
弘前まで寝台列車で。
この時は、学習していました。
前の晩は、あえて睡眠時間を短くし、
ビールをいつもより余計に持ち込み
いい塩梅でした。

私はさておき
地元、北国新聞に次の文が

元環境事務次官のMさん(70)=金沢市出身=は金大卒後、1962年に「北陸」で上京。
大宮駅付近で見た空はスモッグで曇り、北陸の空との違いに驚いた。
65年に金沢で結婚式を挙げ、東京へ帰る際には「能登」の前身の急行列車に乗ったという。
廃止を伝えるテレビニュースを妻愛子さん(66)と見た森さんは「混雑した車内の隅っこに2人で座っていた思い出が鮮明によみがえった」と語った。

 音楽評論家のMさん(49)=金沢市出身=は大学受験のため友人と「北陸」に乗車した。
「『花の東京に行くんだな』という友人の言葉が印象的だった」と思い出を語った。
正月の帰省ももっぱら夜行列車で「からっと晴れた東京をたち、深夜にカーテンを開けると外は大雪だった。
北陸に帰ってきたなあという実感があった」と振り返った


いつも思うのですが、
何かが無くなる時、どうしてこうも
思い出が出てきて語れるのでしょうか?
人間というのは、未来だけでは生きられないように
出来ているのでしょうか。

そして、私が大学と故郷を行き帰りした特急電車も
北陸新幹線の開業とともに消えるのでしょう。
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2010年03月10日

プロフェッショナル農口尚彦

常きげんは濃口さん


NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀 魂の酒 秘伝の技〜杜氏(とうじ)・農口尚彦〜」

「日本酒づくりの神様」と呼ばれる杜氏・農口尚彦。現在77歳。15歳から修行。この道61年、現代の名工、黄綬褒章を受章し、全国新酒鑑評会での金賞受賞は、11年連続を含む25回。“日本酒の神”の異名も取る。77歳となった農口は、「最後になるかもしれない」という覚悟を胸に、大吟醸造りに挑んだ。あらゆる労苦をいとわず、最高の酒を造ろうと格闘し続ける職人の姿を描く。

ということでした。

酒蔵は、石川県加賀市にあります。

鹿野酒造。お酒の名は『常きげん』

山代温泉・片山津温泉に近いです。

『「白水の井戸」名水仕込み 能登杜氏農口尚彦と7人の蔵人作』
とうたって販売しています。
濃口さんと白水の井戸

白水の井戸はこれです。
酒蔵の裏にあります。

しかし、すごい生活ですね。
奥さんと会えるのは、半年間だけ。
もうひとつ驚くのは、農口さんがゲコであること。
お酒が飲めないのに、製造できるというのは
理解しがたい。すごい。

そして、その徹底ぶり。
妥協が無い。
私は、ほとんどが勘頼りかと思ったら、そのようでもない。
では、科学的に分析されての製造かといえば、全くそのようでもない。
その中でこだわると言うのは、大変なことですね。
答えが在っても、過程の答えが無いようなモノ。
教えを請う人達も大変ですね。

濃口さんと水田

石川県には、おいしい酒が多いです。
『宗玄』『手取川』『天狗舞』『菊姫』他多数。

写真は、この放送があるというので、
日曜日に妻と二人、ドライブついでに写真撮影。
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2010年03月03日

十訓抄

十訓抄

十訓抄は「じっきんしょう」、もしくは「じっくんしょう」と読みますが、名の通り十種類の教訓話を納めているようです。

序文からして
このような感じ
『世の中では、身分に関係なく、賢者の振る舞いを行うものは得るものが多く、愚行をするものは失うことが多い。だから私(著者)が見聞してきた今昔の物語を材料として、賢者の行動と愚か者の行動両方を書き、倫理の指針を示そう』

十訓抄の著者は誰、?
六波羅探題に赴任していた二ロウ左衛門(じろうざえもん)らしい。

では、十種とは何ですか?
とっても役立つ事なのかと、読んでみると
これがまたすごい!

第一 心操(しんそう)・振舞いを定べきこと。
       たぶん心操は心正しき判断と思います。
第二 驕慢を離るべきこと。
       極端な思い上がりは控えなくては。
第三 人を侮るべかざるべきこと。
第四 人の上に多言を誡しむべきこと
第五 朋友撰ぶべきこと。
第六 忠信・廉直を存すべきこと
第七 思慮を専らにすべきこと
第八 諸事を堪忍すべきこと
第九 怨望をやむべきこと
       ひとの幸せをうらやみ、ねたむな
第十 才能芸業を庶幾すべきこと
       一芸に秀でることを心がけよ

どこかの会社の応接室に掲げてあったようなと思われた方
たぶん、これか、この変形です。


この歌
『大江山いくのの道の遠ければ
    まだ文をみず天橋立』 小式部内侍

母・和泉式部が留守の時に、歌会に出席することに。周囲の人は
母が作品をよこして、助けてもらうのだろう、日頃の作品も母の手によるものだと、、
中納言・藤原定頼は、歌会の前に彼女を試してしまう。
皮肉たっぷりに
「母に使いを出しましたか?お母さんがいなくて不安でしょう?」
そこで、返した歌が、上の名歌(百人一首 六十)であります。

これが「第三 人を侮るべからざること」であります。

そして、もうひとつ私たちは、この説話で、この名歌の出来た経緯を知るのです。


「万事塞翁が馬」は「第六」として。

「覆水盆にかえらず」この有名な中国の故事も
「第八」として。
呂尚(太公望)に愛想をつかして離婚した妻が、後に出世した元夫によりを戻そうとして、言われたセリフ。妻の我慢忍耐が足りなかった。

どうですか。
すごいですね。
鎌倉時代にこのような学習書があったということが
すごいですね。

そして、われわれ日本人は、
その文字を読めるということ。
占領され、言語を失った多くの民族がこの地球上に居るというのに。
posted by 社長 at 18:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 読後の感想

2010年03月02日

冬の夢

冬の夢

『冬の夢のおどろきはつる曙に
   春のうつつのまづ見ゆるかな』 藤原良経

 冬の夢から突然目覚め、曙の空に春そのもを見つけました。



早くも三月です。
兼六園は、梅が盛りとか、、
天気が良ければ、見に行きたいものです。
今日は、少し寒いですね。
三寒四温で春が来るなら、ここが我慢のしどころ。

最近読みたい本が無く
ここは「古典」に帰ろうと思い
『十訓抄』や『古今著聞集』を読んでいます。

読みにくいですね。
古典は大変です。

でも、江戸や明治の人達は普通に読んでいたのであろうから
明治の文豪たちは、
自分の著作の参考にしていたに違いありません。

と思ったら、ありました。
第六にある『不気味な絵師』
これを材料に芥川龍之介の『地獄変』は書かれたようです。
posted by 社長 at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 歳時記

2010年02月14日

はためく

はためく

開会式会場が屋内で
「旗」はどうやって掲揚するのか。

そんな事は、主催者だけが悩む事であって
私も、全然頭にも無かったのですが
テレビで、ちゃんとはためく旗に感動しました。

ポールから風を送ったようです。

まさか二辺に棒などを入れて
立たすわけにもいかず。
下に垂れていたのでは、格好が付かない。

変なところに、感動しました。

旗と言うのは、はためかないと旗ではありませんね。

そして、このシーンです。

月に思う

普通なら「太陽」ばかりが、テーマになってしまうのに
月のこのシーンには、チョット考え込みました。

なんか東洋っぽい。
「月の鏡」みたいな、漢詩や和歌みたいな世界。

ところが、一変します。

月と遊ぶ

月と遊ぶんです。
私は、インディアンがいかなる者か、
カナダの先住民がいかなる者かは知りませんが
何だか興味を持ちました。

人間はみんな同じですね。
太陽や星や月に、いろいろ意味を見つけようとします。

一日が終わり、
その日の「喜び・悲しみ」を
その日のお月様が、全て引き受けてくれるかのようです。
posted by 社長 at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然

2010年02月03日

はるかなる峰の雲間の

はるかなる 雪の先端大

久しぶりに雪です。
北陸先端科学技術大学院大学周辺も雪景色。

『はるかなる峰の雲間の梢まで 
    さびしき色の冬は来にけり』  九条良経

日差しの中の雪は綺麗ですね。
景色の奥が近代的な建築物だから
暗さが無い。
でも、さすがに雪が積もると
不便なこと、この上なし。

昨夜、家に帰ったのが22時近く。
嫁が、
「サッカー観ていたけど、つまらなかった。岡田監督だけが満足しているのが、不思議。私にしたら90分ロスタイム」
不満たっぷりであったようです。

それで、私が
「今日は、休肝日。酒飲まないゾ」というと
  「つまらない!飲め!」と
飲み屋のママじゃあるまいに。

確かに、点の入らないサッカーはつまらない。
ついでに、酒を飲まない男もつまらないということなのか?
(注:嫁は、全くお酒が飲めません)

先ほどの、九条殿は
『新古今和歌集』に79首入っている歌人であります。
摂政も務めていたから、勿論政治家でもあります。

話し変わって、
光触媒。

「窓」に塗ったら
効果絶大。全く曇らないどころか
汚れません。
試行錯誤の結果、答えを見つけました。
塗布の仕方があると。

これで二回目の冬。
清掃業者さんには、あえて塗布したことを伏せて
通常通りに清掃していただいていますが
剥離しません。
(剥離が怖かった)
posted by 社長 at 18:05| Comment(0) | TrackBack(2) | 歳時記

2010年01月28日

管直人氏と消費性向・乗数効果そしてケインズ

管直人と消費性向

国会中継でのことで、「消費性向」と「乗数効果」が話題となっています。

その意味をここで書いてもしょうがないですね。

で、本棚から取り出しました一冊。
実に懐かしい。実に汚い本。

『雇用・利子および貨幣の一般理論』 東洋経済新報社。

消費性向

一般理論

『日本版の序』は勿論「J・M・ケインズ」が書いているくらいだから
この本のポジションが理解できると思います。


学生の時、この本が必読書とご指名されました。

貧乏学生は「さぁ〜大変!」
友達と古本街まで地下鉄でダッシュ。
当然の如くありました。

なるべく、美本を。
尚且つ重要箇所が朱引きされていれば
便利!と思ったのですが
そこまで熱心な学生なら手放すことはしない、と後で気がつく。

新刊より勿論、安かったのです。

この本の最大の特長は
巻末の50ページに及ぶ解説であります。
経済学は、歴史とともに進むので
人名・理論が整理しにくいが、この本の解説は実に分かりよい。
というよりケインズ自身が、これまでの古典派経済学と相対したために自然と解説が必要となってしまった。

よくよく考えてみれば
 昭和16年12月15日 第一刷発行
   日米開戦ですよ!

この本自体は昭和36年2月20日 第21刷発行
   定価600円。

私が買ったのは、昭和55年9月13日。 2500円で。
(私は、古本に価値を見出したら購入日と価格を本に記入する)

古本屋さんにしてみれば、「売れる本」であったわけです。
「消費性向」や「乗数」がどれくらい常識か?ということより

読まねばならぬ、学生がいかに多かったかが分かります。

懐かしい。
posted by 社長 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然

2010年01月26日

雪を見て牛乳を

チューリップ

雪は、結晶が可視光を乱反射させて白く見える。

牛乳は、溶液。それもコロイド溶液。
タンパク質(カゼイン)が溶液の中で、沈殿せずに浮遊しながら
分散しているので、乱反射して白く見えます。
その動きをブラウン運動。
コロイド粒子が溶液(分散媒といいます)に居ると
コロイド自身より大きなものもコロイド状態で居させてしまうことがあります。
すごいことです。

コロイド溶液として身近なものは
墨汁。
ゾル状態です。

ゾルが固形化した状態のものをゲルといいます。
その一例がゼリー。

白色といえば、酸化チタン。
ハミガキの中に入っていたりします。

ここで問題。
口に入れられるものは、化粧品にしても安全か?
posted by 社長 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然

2010年01月15日

探査機 はやぶさを忘れていました

造花です

すっかり忘れていました。
小惑星の岩石採取に行った探査機「はやぶさ」のことです。

日本もこんな事が出来るのかと驚いた
小惑星への着陸。
そして、帰還するということに
二度目の驚き。

そして、いつからか記憶から消えていました。

以下毎日新聞

はやぶさは03年5月に打ち上げられ、地球と火星の間の軌道を回る小惑星「イトカワ」に向かい、2度の着陸と離陸を成功させた。トラブルに見舞われ、帰還予定は3年延びたが、13日に地球から約150万キロの地球引力圏の内側を通過する軌道に乗せることに成功した。14日現在、はやぶさの地球までの距離は約5900万キロ。今年3月中旬まで主エンジンの運転を続け、より地球に近付ける。今年6月に地球へ到達する予定。【永山悦子】

予定を3年延ばしても帰ってくるこの必死さ、
人間なら表彰モノです。
コントロールしているのが人間だから
ここは、そのチームを褒めるべきか。

今、『君に恋してる』という歌が
流行っているそうです。
リバイバル。坂本冬美。確かにYoutubeでも50万アクセスを
超えていたかと思います。
紅白で認知度が高まって、ここにきてブレーク中。

私は、Youtubeでお勧めしたいのは
「林寛子 この広い野原いっぱい」です。
ここです

驚きの歌唱です。
清々しい気分になれます。
森山良子とはまた違った感じです。
(作詞:小薗江圭子 作曲:森山良子 編曲:馬飼野康二)

そして、
で、なぜYoutubeにこういった曲が
タダで聞けるのか?
その答えの一例でもあるので、
取り上げました。

CDを買っていただく為です。
これを聴いて、気に入って頂いて
どこかで買っていただけたらと、、
だから、人を感動させれなければ、意味がない。
感動しないものは、メーカーとしては
乗せない。
ただし、一般からの投稿はあるでしょうが
締め出されることもあります。
著作権ですよね。


他には
変わったところで
「桜田淳子・山口百恵・渚のシンドバット」を
Youtubeで検索してみてください。

二人で歌っている場面が出てきます。

懐かしいですよ。
そして、当時のアイドルは今のアイドルと随分違う事を
確認します。

そして、投稿者は勿論、一般人。
そのまま放置されていて、多くの人が認知していることに
今更ながら驚きます。

あなたのお気に入りは何ですか?
posted by 社長 at 18:31| Comment(0) | TrackBack(1) | 徒然

2010年01月10日

セブン・サミッツと漫画ワンピースの言葉

NHKで
セブン・サミッツ 栗林史多君のドキュメンタリーを
見た方も大勢いるかと思いますが、、
 すごかったですね。
 覚悟がなければ挑めませんし、
 覚悟ない奴は、行っちゃいけません。
 栗林史多君を知りたい方はここへ

 そして、ここでご報告。
私のある意味でのオッショサン(先生)
田中康典さんが、つい半月前、
南極大陸のビンソンに登頂成功。

これでセブン・サミッツ(七大大陸最高峰登頂)達成。
以下、田中康典さんからのメール

『セブン・サミッツを終えて、一区切りをつけることができ
 ました。振り返ればこの7年間、我ながらよくやってきた
 ものだと思います。

 ビンソンは天候に恵まれて順調に終えることができまし
た。リマから空路ボリビアのラパスへ出て高所順応登山、
それから陸路バスを乗り継いでチチカカ湖へ。そして電車
で世界歴史遺産のマチュピチュへ。クスコから空路リマへ
戻りチリのサンチャゴ経由、プンタアレーナス。日本から
8回飛行機を乗り継いで、南極のベースキャンプへ。
(以下省略、、個人的に送られてきたので全部は許可がないと)

 11月21日にお話した際は、出発1週間前で準備に
忙しそうでした。私が企画した「講演会」を快く引き受けていただき、感謝しました。

皆さん、田中康典さんの体型をみて驚きます。
以外と華奢な感じです。
「大男が来るのかと、、」
「実に明るい人」
皆さん山男のイメージと、違うと。

写真は、
南極大陸最高峰登頂のものです。

セブン・サミッツ



同じく、TVで漫画「ONE PIECE(ワンピース)」が
大人をも感動させる漫画だと。

登場人物が発する言葉が、泣かすと。
正月読んでみました。
本を読むのは早いのですが、漫画は苦手です。
でも、感動しました。
確かに、台詞がすごい。
皆さんも、読んでみてください。

本のカバーの文です。
『この世は
 思った通りになるのだそうで。
 思った通りにならないよ と
 思っている人が、
 思った通りにならなかった場合、
 思った通りになっているので
 やっぱりそれは、
 思った通りになっているのだそうで。』
(『ONE PIECE 32巻』尾田栄一郎著作 集英社 JUMP COMICS)

なんだか、禅問答みたいですが
その通りであります。

人が口にする
幸運・不運とは何なんでしょうか?
授けられたり、自分で導き込んだり。
posted by 社長 at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然